コラム

ポッ拳DXからの新対戦モード「チームバトル」について解説!

こんにちは、エルムです。
今回の記事では最近にわかに注目が集まっている対戦モード「チームバトル」について解説していきます。
Switch版ポッ拳DXから追加された新しい対戦モードですが、今までプレイしたことのある方は多くないと思いますので、基本的なところを一緒に確認していけたらなと!

概要

チームバトルとはポッ拳DX(2017年9月発売)より追加された、ポッ拳の対戦モードの一つです。
いつもの対戦(ベーシックバトル)と比べ、1プレイヤーが3匹のバトルポケモンを選択して勝ち抜き戦を行うのが特徴です。
おそらく一番多くの人がプレイするであろうランクマッチでは遊べない点が、このルールは今まであまり話題にならなかった理由かと思われます。
表には載せてませんが、リプレイ機能に非対応な点もちょっと不便です。ですが、いわゆる本家ポケモンバトルと同様に、自分のパーティを組んで戦う面白さや好きなポケモンをたくさん動かせる楽しさはあるかもしれません。

仕様の紹介

ベーシックバトルに慣れている方なら気になるかもしれない各種仕様について。
①共鳴
共鳴ゲージは前ラウンドのものを引き継ぐのはベーシックバトルと同様。
バトルポケモンが変わっても、共鳴ゲージの溜まり具合は変わりません。(量ではなく割合を引継ぎます)
②体力回復
勝ったポケモンは次のラウンド開始時に体力が回復しますが、ベーシックバトルのように全回復はしません。
上の表にも載せましたが、前のラウンドで勝ったポケモンの最大体力の1/10が回復するようになっています。
例)体力630スイクンが500の状態で勝ったら、次ラウンドは体力563でスタート。

なお、いわゆる白ゲージ(ラウンド中にFPを取ったり共鳴したりサポートポケモンで回復できる体力の部分)は、ラウンド終了時に全て無くなります。
バシャーモやダークミュウツーが自分の体力を削ってたくさん白ゲージを持った状態でラウンドを勝っても、次のラウンド開始時にはその白ゲージは全て無くなってしまいます。

③応援スキル
基本的にベーシックバトルと変わりませんが一つだけ。
追い込み型は5ラウンド目(お互い2匹ずつ倒した状態)にならないと発動しません。
相手の先鋒・中堅のポケモンにこちらの大将が引きずり出されてしまった場合、応援が全く発動しないまま負けてしまうこともあります。

チームバトルに向いてるポケモンは?

好きなポケモンを3匹選びましょう!

・・・というと記事の意味があまりないので、選ぶポイントを解説します。

■共鳴ゲージ
仕様の紹介の通り、前のポケモンの共鳴ゲージの割合を引き継ぐため
「共鳴ゲージの溜まりが早いポケモンと遅いポケモンを組み合わせる」というのは単純ですが強力です。

このゲームはポケモンによって共鳴ゲージの容量が決まっており、最大値が少ない方が早く共鳴ゲージをMAXにできます。
チームバトルはこのゲージの割合を引き継ぐので、ピカチュウで素早く9割溜めたゲージをゲンガーが9割のまま引き継ぎ、すぐにメガゲンガーの暴力を発動することもできるのです。

 

■体力
これも仕様の通り、ラウンド毎の体力回復値はそのポケモンの最大体力に依存します。

たかが10いくつの違いではありますが、一試合で2回の回復チャンスがあることを考えると壁ダメージ一回分(30)ぐらいの差になることもあります。
わずかな体力の差が、手にできるチャンスの数に関わってくることもあるため、チーム全体で体力が低くなりすぎないようにすると良いかもしれません。

■サポートや応援

3匹のバトルポケモン共通で使用することになるため、サポートはバフ系(イーブイ、ニンフィア、ジラーチなど)が腐りにくく使いやすいです。
チーム全体の共鳴の溜まりやすさとのバランスも見つつ、最適な応援スキル(トッププレイヤーの間では特殊型・サポート特化型が人気です)を選びたいところ。

さいごに

というわけで簡単ですがチームバトルの紹介をしてみました。
2019年は世界大会レギュレーションに採用されたこともあり、今までよりプレイする人は増えていくのではないでしょうか。
まだまだ未開拓のルールなので、Twitterなどで声をかけあってフレンドリーマッチなどで遊んでいけたら面白いと思います。
僕もチームバトルのフレマ相手飢えていますので良ければエルムのTwitterまで気軽にお誘いいただければなと。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
※この記事はたわしさんにご協力いただき作成しました。
ABOUT ME
エルム
ゲームの中で特にポケモンが好きな人。ダブルバトルのプレイヤーを経て、アーケード版よりポッ拳にハマる。 スイクンをメインポケモンとし、WCSなどの海外大会に複数回参加。 コミュニティ大会運営団体「ポッ拳カントートーナメント」の代表。