ポケモン

サポート選択のすゝめ 後編【ジュカインは神(応援タイム編④)】

はじめに

作戦タイム編、最終回です。今回もサポートポケモンについて。

そういえばポケットモンスターソード・シールドが最近発売になりましたが、皆さんポッ拳のことは覚えていらっしゃいますでしょうか。よければ僕の記事でも見てポッ拳のことを、そしてジュカインのことも思い出していただけると幸いです。ではよろしくお願いします。

前編、中編もよろしければどうぞ。

サポート選択のすゝめ 前編【ジュカインは神(作戦タイム編②)】はじめに 引き続き作戦タイム編。今回はジュカインと相性のいいサポートポケモンについて考えていきたいと思います。ではよろしくお願いします...
サポート選択のすゝめ 中編【ジュカインは神(応援タイム編③)】はじめに 今回も作戦タイム編。前回同様、サポートポケモンについて触れていきます。よろしくお願いします。 良ければ前回の記事も参照...

エーフィ&ブラッキー

エーフィ

タイプ:強化

チャージタイム:20秒(再チャージも20秒)

“あさのひざし”により、バトルポケモンに付与されているデバフを解除しつつ、体力を回復してくれるサポートポケモン。イーブイの進化系の一体。なつき度を上げて昼間にレベルアップすると進化する。

体力回復ができるサポートの一種。試合時間が経過するにつれて最大回復量が70、90、120と増大していくのが特徴。チャージタイムも速いので回しやすい。

デバフ解除効果も強力。リフストの反動でついた攻撃デバフや、エモンガの移動デバフ、イベルタルの共鳴封印のデバフなどを消せるととてもおいしい。ジュナイパーのサポート封印デバフは流石に無理なので注意。

体力回復によりタイムアップ勝利を狙いやすくしたり、デバフ解除によって立ち回りの安定化を図れたりする。しかし同等以上の回復効果+デバフ解除効果を持ち、共鳴ゲージも上昇させられるクレセリアの存在が気がかり。1ラウンド中に2度以上使えるため、エモンガ等を使ってデバフを多用してくる相手にはこちらの方が有効。

おすすめ度:★★★☆☆

ブラッキー

タイプ:妨害

チャージタイム:40秒(再チャージも40秒)

バトルポケモンを無敵状態にし、”バークアウト”で周囲を攻撃するサポートポケモン。ヒット時にクリティカル不可のデバフを付与する。イーブイの進化系の一体。なつき度を上げて夜間にレベルアップすると進化する。

防御系サポートの一種。リバサで使うことで起き攻めを拒否しつつ、相手との距離を離せる。さらにヒット後のクリティカル不可デバフにより、相手の打点を弱体化させることも可能。

ブラッキー読みでバクステをされるとBA遠距離投げを通されてしまう可能性があるので注意。

起き攻め拒否ができ、近距離戦を得意とする相手に有効ヒット時のダメージが大きめで、クリティカル不可のデバフも付けられるのが強みで、硬直等の癖もなく扱いやすい。一方で攻めに活かすのは難しいため、タネガン固めとの連携も狙えるキュウコンに比べると汎用性ではやや劣る。

おすすめ度:★★★☆☆

レシラム&クレセリア

レシラム

タイプ:攻撃

チャージタイム:40秒(再チャージ不可)

“あおいほのお”による、強力なブロック貫通の中距離遠距離攻撃を放つサポートポケモン。ヒット時に攻撃力ダウンのデバフを付与する。1ラウンド中に1度しか呼ぶことができない。真実の世界を求める者に力を託すとされる、イッシュ地方の伝説のポケモン。

レシラムが地面に炎を放つ中距離攻撃の後、火柱による遠距離攻撃が発生する。演出がかなり派手。しかし、性能面ではかなり厳しい物がある。中距離攻撃を見れば共鳴封印のデバフを付与できるイベルタルの方が優秀で、遠距離攻撃を見れば発生が速いエモンガの方が基本的には優秀。これだけならまだしも再チャージが不可で、チャージタイムもかなり遅い。伝説ポケモンでありながら価値を見出だし辛いのが現状。

コンボに組み込むことが可能。相手がレシラムヒット中に途中で壁を背負った場合ギガドレインが確定する。しかしイベルタルもコンボに組み込めるし、ギガドレインもより繋がりやすいというのがまた悲しい点。

ダメージが高く、コンボで活かせる点からロマンはあるが他サポートの方が優秀な点が多いことと、発動条件の重さがネック。特に拘りがない限りはエモンガやイベルタルを選んだ方が良い。どうしても活かしたいならチャージタイムの遅さを補うために応援はサポート特化を推奨。

おすすめ度:★☆☆☆☆

クレセリア

タイプ:強化

チャージタイム:40秒(再チャージ不可)

“みかづきのまい”を使い、バトルポケモンの体力を回復しつつ付与されたデバフを解除し、さらに共鳴ゲージを上昇させるサポートポケモン。1ラウンド中に1度しか呼ぶことができない。シンオウ地方を徘徊する伝説のポケモン。ダークライとは対の関係にある。

120の体力回復デバフ解除共鳴ゲージ増加を一度に行える。共鳴ゲージの上昇量が大きめなので、あと少しで共鳴できる、という時にあると嬉しいサポート。ジラーチとエーフィの良い所取りのような性能だが、ジラーチのように共鳴バフは得られない上、1ラウンド中に1度しか呼べないためデバフ解除の手段としてはエーフィの方が安定感がある。

共鳴ゲージを上昇させる効果を持ち、ジュカインと相性の良いサポート。共鳴ゲージの上昇量、チャージタイムはジラーチと同じなので、使用感はかなり近い。共鳴時の爆発力に賭けるならジラーチ、万全な状態で共鳴したい時はクレセリア、といった感じで使い分けると良い。

おすすめ度:★★★★☆

レアコイル&ヌオー

レアコイル

タイプ:攻撃

チャージタイム:30秒(再チャージも30秒)

発動時にバトルポケモンをブロック状態にし、”トライアタック”を照射して上空の相手を攻撃するサポートポケモン。ヒット時にFPでは移動速度ダウン共鳴バースト弱体化のデバフを付与。DPではヒット時に攻撃力ダウン共鳴バースト弱体化のデバフを付与。ゆたか君のコピペで有名。一部のプレイヤーが好んでいる。

ブロックが付いているのを活かして相手の上方向からの攻撃に対して対空として繰り出したり、遠距離でジャンプしている相手に対して刺したりできると有効。ヒット時に共鳴デバフを付与する。これにより、共鳴中の相手の攻撃力、防御力をやや弱体化させることが可能。加えて、FPでは移動デバフ、DPでは攻撃デバフを付与。

しかしながらこのサポート、地上の相手には全く刺さらないのが辛い。辛すぎる。ブロック成功時に攻撃判定が大きくなるという仕様があるが、それでも地上の相手にはかすりもしない。何か頭にレーザーが当たってる気もするけど気のせい。こうなると上空の相手にも、地上の相手にも当たるツタージャの方がどうしても強く見えてしまう。

ついでに、空振りしてしまうともれなくつかみでスカ確を取られるので注意。

じゃあリーチを活かして遠距離でジャンプしてる相手に当てればいいじゃない!…と言いたい所だが、そうなるとロトムの存在が気がかり。あちらも距離を選ばずジャンプ中の相手を攻撃できる上、ヒット後にギガドレインが繋がり共鳴そのものを一時的に封じてしまえる。じゃあ共鳴デバフを目当てにしよう!…実はミミッキュで同様の物が付けられるのであっちでいい感がある。悲しい。

じゃあコンボに組み込めばいいじゃない!ロトムでもできるって?君のような勘のいいガキは嫌いだよ

空対空に刺さったりコンボに組み込めたりするのでジュカインとの相性自体は悪くないが、ツタージャ、ロトムの壁があまりにも大きく、相当な拘りがない限りはあちらを優先すべき。

おすすめ度:★☆☆☆☆

ヌオー

タイプ:攻撃

チャージタイム:30秒(再チャージも30秒)

発動時にバトルポケモンをブロック状態にし、”どろばくだん”を相手目掛けて投下、足元に攻撃判定を断続的に発生させるサポートポケモン。みず・じめんタイプの元祖。

相手の足元に沼ができる。持続時間が長めで、攻撃タイプではあるが妨害タイプっぽい性能。

しかしながらこの沼、攻撃判定が発生するものの連ガではない上に、ブロック貫通でないため相手のコマブロを誘発しやすいという難点がある。弾判定なのでミラコは特に危険。コマブロでなくても簡単に飛びで抜けられてしまうので単体で機能させるのは難しい。

タネガンとの連携ならば活かせる可能性がある。相手が対処できなければ沼の攻撃判定+タネガンで大きな削りダメージを与えつつ、ガード耐久値を大きく削ることが可能。拘束時間が長く、沼のおかげでタネガンの対策として使われやすいブロックキャンセルステップを妨害できるのが強い。しかしこれも飛びで抜けられてしまいやすいので、8Y、JYなどで対空していきたい。

固めで活かせる可能性を秘めたサポート。しかし単体ではかなり活かし辛いのが大きな課題。他の固めに使えるサポートに比べると優先度は低い。

おすすめ度:★★☆☆☆

イベルタル&ラティオス

イベルタル

タイプ:攻撃

チャージタイム:40秒(再チャージ不可)

“デスウイング”でブロック貫通の中距離攻撃を行うサポートポケモン。ヒット時に共鳴バースト封印のデバフを付与する。1ラウンド中に1度しか呼ぶことができない。破壊や死を司る、カロス地方の伝説のポケモン。

共鳴封印のデバフを付けられる強力なサポート。共鳴封印のデバフが付いている限り相手は共鳴ができなくなり共鳴ゲージが増加しなくなる。しかもヒット後にギガドレインが繋がるため共鳴ゲージをさらに吸収でき、相手の共鳴ゲージに多大な被害を与えることが可能。単体ダメージも高く、ギガドレインのダメージと合わせて総合的なダメージも高くなりがち。一方で伝説ポケモンの例に漏れず1ラウンド中に1度しか使えないため使い所を見極める必要がある。

コンボに組み込むことが可能。打撃技からイベルタルを繋げ、そのまま相手の共鳴を封じてしまえるのは非常に強力。ただしコンボを延ばしすぎると共鳴封印が付かなくなる危険があるので注意。コンボ編の記事で詳しい記載があるので気になる方はそちらを参照。

使う前に共鳴された場合も、相手の共鳴に対して使ってやると足止めができたりもする。

共鳴封印のデバフが強力。コンボで繋げたり、ブロ貫でを活かして起き攻めとして使ったり、相手の共鳴に対して出して行動を阻害したりなどが可能。共鳴が貯まる速度が遅めなジュカインにとって、相手に先に共鳴される危険を減らせるこのサポートとはかなり相性が良い。ただし1ラウンド中1度しか使えないので不発やコンボに失敗するととても悲しいので運用には慣れが必要。また、チャージタイムが遅いので応援はサポート特化推奨。

おすすめ度:★★★★☆

ラティオス

タイプ:妨害

チャージタイム:20秒(再チャージ不可)

“ラスターパージ”を使い、相手の周囲に光の柱を設置して行動を阻害するサポートポケモン。ヒット時に防御力ダウンのデバフを付与する。ホウエン地方を徘徊する伝説のポケモン。本家の対戦ではりゅうせいぐんを使って数多のポケモンを灰にしてきた。

相手の周囲に光の柱を展開する。柱は徐々に中央に収束していくため、時間が経過すればするほど脱出が困難になっていく。何も考えずに出すと前歩きされるだけで抜けられてしまうので、タネガン固めなどと組み合わせて脱出困難な状況を作れると強い。

柱に相手が触れると防御デバフが付く。連続ヒットしやすいので上手くいけば大量の防御デバフを付けることも可能。しかしジュカインは元から8Yなどで防御デバフを付けられるためあまり大きな利点ではない。

強力な妨害性能を持つサポート。FP等で脱出困難な状況を作り、確実にフェイズを取れるようにすると強力。ロマンある性能ではあるが、1ラウンド中に1度しか使えないというデメリットが大きい上、柱の妨害も抜けられてしまったらそれまでなので、あまり優先的に選びたいサポートではない。

おすすめ度:★★☆☆☆

メガレックウザ&ミミッキュ

メガレックウザ

タイプ:攻撃

チャージタイム:10秒(再チャージ不可)

“ガリョウテンセイ”を繰り出し、ブロック貫通の遠距離攻撃を行うサポートポケモン。1ラウンド中に1度しか呼ぶことができない。使用時に共鳴ゲージを消費する。天空を司る、ホウエン地方の伝説ポケモンのレックウザがメガシンカした姿。メガシンカにメガストーンを必要としないので道具を自由に持てるという驚異的な存在。

呼び出すと派手なエフェクトを放ちながら相手に向かって高速突進する。伝説ポケモンだけあってヒット時のダメージはなかなかの物。遠距離攻撃を得意とする相手に刺すと接近戦や、DPで壁際に追い詰めてタネガン固めに移行するチャンスを作れる。電車が通過します

しかし使用時に共鳴ゲージを消費する特性が厄介。共鳴ゲージが満タンの状態で使うと共鳴ができなくなってしまうので、試合序盤や、共鳴中に使いたい。共鳴ゲージを消費するのはメガシンカに使用するからだろうか…

コンボにも組み込めるが、単体ヒットさせた方がダメージが高くなりがち。1ラウンド中に1度しか使えない上共鳴ゲージの消費もあるのでコンボで使う意義は薄い。

大きなダメージを狙える遠距離攻撃として機能する。しかし1ラウンド中に1度しか使えないのみならず、共鳴ゲージを消費するので使い所は限定されがち。チャージタイムが恐ろしく速いので試合序盤に叩き込んでやると強いかも。

おすすめ度:★★★☆☆

ミミッキュ

タイプ:妨害

チャージタイム:30秒(再チャージは40秒)

発動時にバトルポケモンをブロック状態にし、相手とバトルポケモンの距離が近づくと”じゃれつく”で攻撃するサポートポケモン。ブロック成功時に攻撃力アップのバフを付与し、攻撃ヒット時に相手に攻撃力ダウン共鳴バースト弱体化のデバフを付与する。本家では強力な専用特性を持ち、対戦で猛威を奮った。最近は特性がナーフされたとの噂。

発動すると待機状態になり、相手との距離が近づくと攻撃する。ミミッキュを発動してから前進すると相手との距離を詰めやすい。また、ブロックがついているので相手の攻撃に合わせて繰り出したり、リバサで出したりすることも可能。さらに、ヒット時に攻撃と共鳴デバフを付けられるので相手の共鳴を弱体化させられる。

ヒット後はそのままコンボにも移行可能。ただし、連携のタイミング次第では普段は繋がるコンボが繋がらなくなったりするので注意。

相手をダウンさせ、ミミッキュを重ねてからつかみを押すと回避不能の連携ができる。しかし重ねのタイミングがかなりシビアで、フレーム消費が事実上必須。流石にハメはダメなので、アプデで修正、待ってます。

接近の手助けや、リバサ択、コンボ始動、そしてハメができる、用途の多いサポート。特にハメは相手に共鳴がない状態で成功させればその時点で詰ませることが可能なのでめちゃくちゃ強い。ぼくも頑張ってフレーム消費練習します。

おすすめ度:★★★★☆

ミュウ&セレビィ

ミュウ

タイプ:強化

チャージタイム:20秒(再チャージは30秒)

“ミラクルパワー”で攻撃力アップ常時クリティカルバフをランダムで付与し、共鳴ゲージを上昇させるサポートポケモン。全てのポケモンの先祖であるとされる、カントー地方の幻のポケモン。

攻撃バフ、クリティカルバフをランダムで付与してくれる。運が良いと両方が付くことも。どちらも非共鳴時でも共鳴中の相手を弱攻撃で怯ませられるようになるので、対共鳴で有効。共鳴ゲージを上昇させる効果もあるが、上昇量が少なめなのでおまけ程度。

しかしランダム故の難点として、どちらも付かない可能性がある点は注意。しかし応援スキルのきまぐれ型等とは異なり、発生する可能性がそこまで高くはないのでまだ安心な方。

ランダム故の不安定さもあるが、対共鳴に有効なサポート。共鳴ゲージを上昇させることも可能で、相性はなかなか。

おすすめ度:★★★☆☆

セレビィ

タイプ:妨害

チャージタイム:40秒(再チャージは50秒)

発動時にバトルポケモンをブロック状態にし、”ときわたり”でフェイズを強制的に変化させる攻撃を繰り出すサポートポケモン。

フェイズチェンジを発生させるという一風変わった効果を持つ。この攻撃、なんとガード不可なので上手くハマれば効果範囲内の相手は確実にフェイズチェンジの餌食となる。

効果範囲は見た目ほどではなく、中距離以上の距離にいる相手には当たらない。また、ダメージは与えられない。さらに硬直がとても大きく、闇雲に使ってもつかみ攻撃等の餌食になったり、例えヒットしても相手に体制を立て直す機会を与えるだけの結果に終わってしまったりするので使い所を見極める必要がある。

まず考えられる使い所がFPでの中距離戦。ブロックが付いているのを活かし、相手の飛び道具に対してのカウンターとして使ったり、設置で固めてから使ったりすれば効果を発揮しやすい。上手く使えば低リスクでフェイズチェンジを獲得し、共鳴ゲージなどのアドバンテージを得られる可能性がある。

ダメージが与えられないため、できるだけ火力を出していきたいDPで使える場面は限られるが、強いて挙げるならDPでの被起き攻め時でなら活用ができそう。相手が打撃を選択していれば、ブロックで受け流しつつフェイズチェンジで戦況を立て直せる。勿論、様子を見られたりつかみ攻撃を選択されたらそれまでなので注意。

ブロックに成功しても攻撃発生までが遅く、つかみに繋げられる打撃には無力。

強制フェイズチェンジにより、FPなどで活用が見出だせるロマンあるサポート。しかし硬直の長さやチャージタイムの遅さなどがネック。使うなら応援はサポート特化、安定型などで。

おすすめ度:★★☆☆☆

まとめ

・迷ったらこれ!

・共鳴ゲージを貯めたい時はこれ!

・強いがやり込みがいる!自信のある人はこれ!

おわりに

というわけでサポート考察、終了です。知らないサポートが多かったので色々調べてて楽しかったです。そのかわりめちゃくちゃ時間がかかりました。次回以降はタネガン連携とか起き攻めとか、需要が高そうな記事を書いていきたいと思っています。ここまでご覧いただきありがとうございました。

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とあるポケモンに執着しています