はじめに

　みなさん、こんにちは。クロスいがらしです。
　今回は5月25日と6月1日に行われたポッ拳対戦交流会“だいクラ”ことポッ拳だいすきクラブの模様をお届けします！
　5月25日で第10回を迎えただいクラですが、来たる6月8,9日に公式戦が行われることもあり初の2週連続での開催となりました。
　今回は初中級者の様子や交流といった和やかな模様と、公式戦直前のガチバトルの模様、二つに分けてお届けします！

初心者台から広がる交流の輪

　だいクラ10,11の特徴と感じたもう一つの点は、いつもより初中級者の参加割合が多かったことです。だいクラではプレイヤーのレベルに応じて、リストバンドをつけてもらい相手のレベルが大まかに分かるようにしています。初心者は青、中級者は緑なのですが、それらを付けている人が全体の3割くらいはいたように感じます。
　対戦会も回数を重ねるにつれより良いものになっていますが、だいクラ10からは対戦席に初中級者優先の対戦台を設けることとしました。これからコミュニティへ馴染んでいく駆け出しのプレイヤーも自分の居場所を見つけられたのか、積極的に対戦し楽しんでいる様子が見られました。
　また、上級者からは「初心者台が空いていると新しい人に声を掛けて対戦しやすくなった」との声もあり、より交流の輪が広がっているのを感じました。第10回に参加していた初中級者のプレイヤーで、続けて第11回にも参加する方が多かったのはこういった交流面での強さによるところが大きいと言えるでしょう。

　また、会場にあるホワイトボードにイラストを描く参加者もいました。ポケモンはとても幅広く展開しているため一口にポケモンファンと言っても特徴が大きく異なります。初中級者の方には絵を描くのが得意な方も多いようで、元々は絵を描くなどしてポケモンを楽しんでいた方がポケモンの新しい魅力としてポッ拳をプレイするようになったというケースも多いのだと思います。
　そのイラストのかわいさに参加者の間でも写真を撮って帰る方が多数おり、それぞれの個性が場をより良いものにしていると感じました。

公式戦と同じルールでのトーナメント

　だいクラ11では、1週間後に迫る公式戦と同様のルール“チームバトル”でのトーナメントを開催！　ここでの結果は本番となる次週での指標となるため、各自いつになく真剣な面持ちで挑んでいたのが印象的でした。

　激闘を制し、優勝したのは最強のサーナイト使いとしても名高い“いとう”選手！
　一度は敗れた“とのさま”選手に逆転する形で優勝となりました。大会の模様は配信され、アーカイブも残っているのでぜひご覧ください。サブイベントながらグランドファイナルは実況解説もついていますので見応えたっぷりです！

　トーナメントを振り返って思うのは、チームバトルという3対3のバトルとなるだけに総合力の高さが結果に大きく反映されやすいという点です。今回優勝した“いとう”選手は世界一のサーナイト使いとして名高いだけでなく、現時点で最も強いカメックス使いでもあります。当初カメックスは所謂弱キャラとして見られていたのですが、彼の存在によって最近になって注目が集まっているところからもその存在感の強さがうかがえますね！
　準優勝となった“とのさま”選手もまた最強のテールナー使いとして2017年の公式世界大会を制し、カントートーナメント5ではジュナイパーで優勝を収めています。この2体においては間違いなく世界最強と言えるでしょう。
　このように3体のポケモンを選んで戦うチームバトルにおいて、内2体で誰もが認める最強のプレイヤーであるというのはとても大きな強みだと思います。果たして来週の公式戦ではこのままこの2人が勝ち上がり代表となるのか。それとも予想だにしないダークホースが現れるのか。ぜひ注目いただければと思います。

おわりに

　いかがだったでしょうか。
　今週末はいよいよ公式世界大会日本代表決定戦“ポケモンジャパンチャンピオンシップス2019”が開幕します！　そして来月には有志による大型大会“カントートーナメント6”が開催！　再び始まる熱いポッ拳の夏に、どのプレイヤーも気合いが入っているのを肌で感じました。