テクニック

【スイクン上級者への道】大会動画のポイント解説【vsジュカイン】

こんにちは。エルムです。
今回はスイクン対ジュカインの大会動画を解説していきます。
この組み合わせに苦労しているスイクン使いは結構いると聞きますので、参考になればなと。
中上級者向けの内容かつ文量を絞って書きますので、もっと説明して欲しい箇所がありましたらエルムのTwitterアカウントまでご連絡ください。

解説イメージ

 

vsジュカイン

【いつの?】2018年12月
【何の大会?】ポッ拳カントートーナメント5
【誰と?】ジュカイン信者

ジュカイン信者さんは関西の強豪で、おそらく国内大会で最も安定して勝ってるジュカイン使いです。ポッ拳ネットのライターでもありますね。

0:45
やどりぎのタネ・タネマシンガンの固めからジャンプで逃れようとした相手に撃つ8Yにふぶきが有効です。
当然待たれてブロックには負けるので安定の選択肢ではないです。

1:21
上記の固めから抜ける選択肢に前ステがありますが、2Yを置かれているとこのように負けます。
その代わりここで前ジャンプを選んでいると脱出できているので読み合いです。

1:27
ツタージャは発動を見てから11F掴みが確定しますが、15F掴み組は確定しません。
ここはガードしかないです。(ブロ受けしてると掴まれます)

2:08
サイドシュートの硬直にホミ格が確定しています。

2:20
通常のジャンプと違ってタネマシンガンの予備動作ジャンプは着地硬直がほとんどありません。

3:00
DPの6Xにリーフブレードを合わせられるとギガドレインで共鳴吸われて設置起き攻めまでついてくる(エモンガやロトムだと鈍足も)ので被害甚大です。
負けに直結するので水柱置きは極力控えたいです。
全く撃たないのは中距離のプレッシャーが無くなってしまうのでたまには撃ちます。

3:08
ギガドレはできれば見てから2Yなど打撃で相殺するかジャンプしたい。できれば。

6:32
サイドシュートやシュートに対してミラコが有効です。

6:36
DP中距離はリフブレとギガドレのプレッシャーが強いので、歩き・ステップ・ジャンプで間合いを調整します。
上記の技はジャンプに弱いので噛み合った時はこちらもリターンを得ることができます。

7:05
待たれてるとこうなります。
その代わり前ステや攻撃を撃たない前ジャンプは通りやすいです。

7:15
やどりぎのタネは生育に時間がかかるので固められる前に逆側へ脱出してます。
ジュカインの周囲を生育が守ってる際のコンボは2Xを選ぶと良いです。

7:30
2Yヒットで+12F取られた後のジャンプは5Xに落とされます。
5Xは上段なので8Yや2Xなどで勝てますが、素直に5Yを振られるとフレームで勝てません。その代わりジャンプできます。

7:34
FPのJYは育つまで時間が長い上にダメージが低くノックバックもなし、何かジュカインにガードさせるだけで消えます。
赤く育つ前に対処したい。

7:40
スイクンが中距離6Xを狙う最大の理由です。
バックジャンプやタネマシンガンジャンプに噛み合わせることでリターン大。
前述の通りリフブレが怖いので基本は撃たない方が安全ですが、どっかで狙えると強い。

8:22
空対空JYを当てられると設置を消せる⇒地上から寄れるので遠距離では狙っていきます。

8:26
中遠距離でもピョンピョン跳び過ぎるとこのように空対空JYでお仕置きされます。
こちらの空対空と違ってコンボ⇒起き攻めorFCまでいくのでリスクリターンで負けてます。
ただ先に跳ばせてる場合はその間追加の設置やリフブレ・ギガドレの驚異が来ないということなのでこちらが跳ぶ理由はありません。間合い調整のチャンス。

9:24
FPシュートは弾速が早く驚異ですが、フロストで強度勝ちorミラコ(orBA)ならば勝てます。

10:23,11:25
通ブロ29F組を15F掴みで見てから勝つのは早出しを考えると現実的ではないと思います。
ゆえにジュカイン側は密着時に多用してきやすいので読みを交えて対処しています。

10:33
今回はおそらく警戒されていたので使用されませんでしたが、FP画面端でスイクンの設置を絡めた起き攻めにみきりを使用された場合、スイクン側は見てからブロYで落とすことができます。
※密着してたりスイクン本体が技を振ってる場合で間に合いません。

10:35
FPでただ下がっているとサイドを置かれて追い詰められてしまうので、「今お前がサイド押したらこのホミ格が確定するからな」と圧をかけていくことが重要です。
何もしてなければこっちはキャンセルすれば良いだけです。

10:43
共鳴波ホミキャンフロントを撃つことで相手はすぐに動き出すことができません。
ただし即BAやリフブレと撃たれた場合は当然負けます。

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10:45
この8Xは多分6X重ねのミスです。届かない8Xはリフブレの餌食になります。

11:03
メガジュカインの竜の息吹の攻撃範囲が広すぎるので、ギガドレを警戒してバックジャンプしてると喰われます。我慢の時間。

11:32
最後は運が良かったというか、距離とタイミングが噛み合いました。
本来はブロックで待たれてると負けてしまいますが、残り時間5秒でこちらが体力リードしていたのが有利に働いたと思います。

さいごに

スイクン対ジュカインはスイクンが中遠距離でいつもどおり水柱置いて待ってると勝てない組み合わせです。
どこかで相手の設置の合間を掻い潜り、近距離でダメージを奪う必要があります。
お互いの各行動の相性を意識しながら距離調整をしていくと光明が見えてくると思います。
焦らずじっくりやっていきましょう。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

ABOUT ME
エルム
ゲームの中で特にポケモンが好きな人。ダブルバトルのプレイヤーを経て、アーケード版よりポッ拳にハマる。 スイクンをメインポケモンとし、WCSなどの海外大会に複数回参加。 コミュニティ大会運営団体「ポッ拳カントートーナメント」の代表。