テクニック

【スイクン上級者への道】大会動画のポイント解説【vsカメックス】

こんにちは。エルムです。
本日は対カメックスの大会動画解説です。所謂弾キャラ同士の組み合わせですが、お互いの狙いはかなり異なる組み合わせです。
早速始めていきましょう。

解説イメージ

VSカメックス

【いつの?】2019年4月
【何の大会?】カントーポッ拳だいすきクラブ9 サブイベント
【誰と?】いとう

だいクラのサブイベント「個人戦ダブリイリミトーナメント」ルーザーズファイナルの1戦目です。
いとうさんはサーナイトのプレイヤーとして有名ですが、この時は初戦だけカメックスを使用してきました。なので今回は1戦分だけです。(対カメックスの大会動画は希少なのです……)

※対象の試合は3:08:19~3:12:20ぐらいです

3:09:03
密着の通ブロは早出しも考慮すると見てからジャンプやバクステしても喰らいやすく、掴み15F組としては少しでも迷ったらガードが安全です。
通ブロキャンセル前ステだけは見てから反応できるように心構えしておきます。

3:09:12~
カメックスは入力からすぐに遠距離に届く弾がないので、こちらのJYやあられを余裕を持って撃つことができます。
ミラーコートの存在もあり、大幅な体力差がついてない限りはカメックス側が寄っていかなければなりません。
とは言えスイクン側も下がってばかりでは端を背負ってしまい不利な状況になるので、ラインを自分から上げることも必要になります。

3:09:58
FPの密着で不利な状況はめくりジャンプが比較的安全に脱出できます。

3:10:05
遠距離JYにリスクをつけてくるのがハイドロカノンですが、地上に居れば当たりません。

3:10:34
こうそくスピンに対する最も簡単な対策は通ブロ最大溜めです。カメックス側は出かかりを潰すぐらいしか対抗できません。

3:10:39
序盤の通ブロと違い、この時は通ブロ溜めにしっかり反応できたので2Xで出かかりを潰しました。
2Xは5段の攻撃判定がある多段技で発生も15Fと早く、通ブロ潰しに使いやすいです。リーチが長いので、掴みでは透かされてしまうブロキャンバクステにも刺さりやすいです。
この使い方は他ポケモンとの対戦でももちろん有効。

3:11:02~
カメックスのDP中距離は6Y(起き攻めしおふき削りダメージまで確定)、6X(コンボが痛くてFC)、しおふき(置き通ブロを貫通)と対処が難しい技が揃っているので、なるべくこの距離は避けたいです。
もっと離れるか、もっと近づくか。

3:11:15
ジャンプばっかりしてるとこのように読まれてハイドロカノンで落とされます。ダメージが大きくないですがラインが上がってカメックスの良い距離になってしまいます。

3:11:34
しおふき後に前ステして範囲外に逃れたいところですが、それを読んだ6Yなどの打撃もあり、それに対して強い垂直JYを選んだところ前歩きしおふきがヒット、という流れです。

3:12:01
こうそくスピンを出させたら通ブロです。先に構えると持続で潰されやすいので、出させてからボタンを押します。

3:12:06
みずでっぽうをガードしたことによって接近を許してしまい、最後にじゃんけんが発生してしまいました。
このみずでっぽうはミラコするか前ジャンプをしておけば無駄なリスクを減らせたと思います。

 

さいごに

動画内では相手の警戒が強く弾を殆ど撃たれませんでしたが、みずでっぽうや各種シュート攻撃に対してはミラーコートがとても有効です。
弾と高速スピンの対策をしっかりしていけば、十分スイクンが有利に戦える組み合わせでしょう。
また何か聞きたいことがありましたらエルムのTwitterアカウントまでご連絡ください。
ではまた次の記事でお会いしましょう!

ABOUT ME
エルム
ゲームの中で特にポケモンが好きな人。ダブルバトルのプレイヤーを経て、アーケード版よりポッ拳にハマる。 スイクンをメインポケモンとし、WCSなどの海外大会に複数回参加。 コミュニティ大会運営団体「ポッ拳カントートーナメント」の代表。