ポッ拳村をシティにしよう

こんにちは。エルムです。
前回の記事で僕が主宰を務めているカントートーナメントの紹介をしました。

オフ対戦がアツい!~ポッ拳カントートーナメント~


今回はこれに関連して、一体なぜ僕たちはこんなことをしているのか、動機の部分についてお話しします。

 

ポッ拳の現状


ポッ拳シリーズの最新作が発売されてから一年ちょっと経ちました。
”ポケモン”ブランドや、オリジナルと同等以上のポケモンクオリティ、操作は簡単だけど奥深いゲーム性などが功を奏し、現在も順調に売上を伸ばしています。

「ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX」(2017/9/22発売)
ハード:ニンテンドースイッチSwitch
国内売上:29万本
全世界売上:152万本
※2018年9月時点
参考

そしてポッ拳ネットのツイートでも触れられていますが、8月に行われた世界大会の動画視聴回数がすごい勢いで伸びています。

■2018 Pokémon World Championships: Pokkén Tournament DX Grand Finals
視聴回数 1,164,843 回 ※2018年10月18日時点
ポケモンワールドチャンピオンシップス2018ポッ拳部門の決勝戦。
ポッ拳未プレイの方もこちらを参考に是非ご視聴いただければと思います。

ポッ拳を知らない人でもわかるポッ拳観戦の盛り上がりポイント三選


■2018 Pokémon World Championships: VGC Masters Division Finals
視聴回数 424,961 回 ※2018年10月18日時点
同じくポケモンWCS2018のVG部門(3DS版ポケモン対戦のこと)の決勝戦です。

■SFV: Echo Fox Tokido vs PG Punk – EVO 2017 Grand Final – CPT2017
視聴回数 399,036 回 ※2018年10月18日時点
日本語配信の非公式アップ版 582,254回+95,508回+127,023回 ※複数ありました。確認日は同上。
合計視聴回数 1,203,821 回
こちらはEVO2017ストリートファイター5部門の決勝戦。
東大卒プロゲーマーとして有名なときどさんがドラマチックに優勝したことで話題になった大会です。
ちらっとでも見たことある方は多いのでは。

 

単純に比較できるものではないですが、ポッ拳のこの数字はなかなかアツいのではないでしょうか。

一方でポッ拳コミュニティに所属したり、オンライン対戦を定期的にプレイしたり、大会などのイベントに参加したりするような”継続してプレイする層”はかなり少ないように思います。
これはデータがないので僕の体感なんですが、日本では多くても売上本数の0.1%ぐらい、つまり300人もいない気がしています。
国内トーナメントで今までで一番参加人数が多かったのはカントートーナメント4の120人でした。もちろん公式大会も含めてです。

ポッ拳は対戦ゲームでありながらキャラクターゲームでもあるので、これらの数字が適正なのかどうかは議論の余地がありそうです。

 

もっとプレイ人口が多くても良いのでは?

とは言え僕は、ポッ拳はもっとたくさん継続プレイする人がいてもおかしくない、十分に可能性のあるタイトルだと思っています。
ゲームの良さを信じているのは勿論、上記の数字の乖離もありますし、国内外の盛り上がりを直接見ているからというのもあります。
そして、自分がやるゲームが人口多くて盛り上がってた方が絶対楽しいです。

そのためにやれることがあるなら出来るだけやりたいし、こういうのって下火になってから動いたら絶対遅いんで、今考えて動かないといけないんです。
ゲームだけでなくともこんな娯楽の多い時代です。油断したらすぐに廃村になってしまいます。
規模や、発展の余地や、危機感とか、色々な感情や状況を含めて、僕は今のコミュニティをあえて自虐的に”ポッ拳村”と呼んでいます。

 

人口が少ない(定着しない)原因は?


僕の考えを述べます。

 

■オンライン観戦機能がない

これです。wiiu版の頃から様々なところでずっと言ってます。
もしかしたら新ポケモンより優先して追加してほしい要素かもしれません。
説明すると、オンライン対戦を第三者がリアルタイム視聴する機能がポッ拳にはないんです。
(リプレイのアップロード・検索機能はあるのですが使い勝手が非常に悪いです)なので例えばユーザーが自主的にオンライン大会を開いても、当事者しか試合をリアルタイムで追えないので、周りは盛り上がりにくいです。
参加者全員が配信環境を持っていれば別ですが、現実的ではないですよね。
リプレイを後追いで観戦することはなんとかできますが、視聴者が一斉に観てコメントし合うような、ライブ感に欠けてしまうのは事実です。
オンライン大会って参加のハードルがオフに比べてめちゃくちゃ低いじゃないですか。コミュニティへの気軽な入り口でもありますよね。
これがないのは相当な痛手であると僕は思います。

■その他

    • ランクマッチのラグ

これはTwitterなどで度々話題になっているのを見かけます。
詳しいことは分かりませんが、ポッ拳のランクマッチはマッチングの速さを最優先しているようなので、海外プレイヤーとのマッチングも珍しいことではありません。状況にもよりますがラグを感じることが多いです。
また最近の格闘ゲームのように相手の回線状況も選べません(表示されません)。国内マッチングでも明らかなラグを感じる対戦は時折発生します。
想像ですがポケモン・Switchの購入層はネット回線の知識の乏しいライトゲーマーが多く、そもそも無線接続で参加している人も一定数いるように思えます。
まあこれは一長一短で、ランクマのマッチングは多くの場合数秒~数十秒で行われます。相手が見つからず対戦できないストレスは感じにくいと思います。
回線強度によるマッチング制限機能があれば良いという意見もありますが、改善の優先度としては上記の観戦機能より低いと僕は思います。

ちなみに、コアなプレイヤー同士はTwitterでフレンドリーマッチの相手を募って対戦することが多いです。
そういうプレイヤーは得てして回線状況に気を配っているので、ラグに悩まされることも非常に少ないです。
#ポッ拳フレマ募集のハッシュタグを是非ご利用ください!

 

    • 大会が少なく、プレイを継続する動機が少ない

何を持って多い少ないって話ですが、国内のメーカー公式大会は年に3回程、冬から春のシーズンに集中します。それが夏の世界大会への予選となる訳です。
そんなのを毎年やってくれてるだけでもありがたい話ではあります。
※しかも無料です。もっとお金取って欲しいと個人的には思います。
ただワガママを言うと、海外大会に参加しない大多数のプレイヤーは、来シーズンまで大きな目標がないまま過ごすことになります。
それはどうしてもポッ拳から離れる機会になってしまいがちです。

だからと言ってメーカー側にもっとコストをかけて頻繁に大会やれと言いたい訳ではないです。
メーカーからしたらソフトは売れてるんだし、限られたお金をこれ以上投資する意味は薄いですよね。
それはよく分かります。いや、やってくれたら最高なんですけども。

 

解決策は?


観戦機能や回線マッチングについてはないものねだりしても仕方ないんで、メーカー側がコストをかけてでも改善する価値があると思ってくれるぐらいポッ拳が盛り上がれば良いんだと思います。

じゃあできることと言えば、プレイヤー達でイベント開いたり参加したり情報発信したりしてコミュニティを盛り上げ、継続プレイしてくれる人を増やす(減らさない)ことですよね。
その為にカントートーナメントをやっています。(遠回りですみません!)

それとは別に、この盛り上がりを村の外へ向けてもっと発信する必要もあります。
その為のポッ拳ネットなのです。

気を付けたいのが、内輪ノリにならないことです。
自分たちだけで楽しめれば良いという考え方は、長い目で見たら自分たちの首を絞める結果になりますよね。
それは村社会そのものです。
(もちろん仲良い人と一緒にゲームするのは楽しいし悪いことではないです。バランスが大事って話です。)

 

これから

実は今年の始めにこんなブログを書きました。
これからのポッ拳
カントートーナメントの活動を活発にしたのもこの頃からです。

2018年は平均すると月1回、なんらかのオフラインイベントを行ってきましたが
継続の甲斐あってか、毎回新規の人が来てくれるようになりました。
前述のカントートーナメント4にはARMSコミュニティと合わせて200人以上の来場者が集いました。

その他にも、クロスいがらしさんを筆頭に自宅に参加者を招いて行う”宅オフ”だったり、ゲームを持ち込んで遊べるお店を利用して対戦会を行うプレイヤーがいたりと、最近は様々なプレイヤーによるイベント開催が活発になってきています。
東京以外でのイベント開催も徐々に増えてきました。

他のゲームコミュニティに学べば、もっと活性化できると思います。特にスマブラコミュニティには圧倒的な熱と技術が集積しています。
もっと色々なポッ拳イベントが乱立し、大小様々なコミュニティが形成されていけば、それはもう村ではないはずです。

”シティ”つくっていきましょう。

 

という訳で最後にイベント告知です!

10/27(土) 第6回カントーポッ拳だいすきクラブ
ポッ拳DX対戦交流会”だいクラ”です!
東京・中野にあるRed Bull Gaming Sphere Tokyoでやります。
今回のサブイベントは「初心者・中級者向けポッ拳講習会&トーナメント」です。
最近他タイトルと一緒にイベントやる機会が多いせいか、今回は初心者の方が数多くエントリーしてくれています。
これからポッ拳やっていきたい、ポッ拳友達が欲しいそこのアナタ、狙い目です。
参加エントリー受付中!

12/1~2(土~日) カントートーナメント5
国内最高峰のポッ拳大会が、今度はスマブラなど4大会と共催します!
会場はあのEVOJapanと同じサンシャインシティ!
こちらは近日エントリー受付開始予定です。

 

今回の記事はここまで。もっとポッ拳を楽しんでいきましょう!

ゲームの中で特にポケモンが好きな人。ダブルバトルのプレイヤーを経て、アーケード版よりポッ拳にハマる。 スイクンをメインポケモンとし、WCSなどの海外大会に複数回参加。 コミュニティ大会運営団体「ポッ拳カントートーナメント」の代表。