みなさん、こんにちは。Mikukeyです。
先日、内定先の企業の本社見学とマナー研修にいって参りました。
食事といいお土産といい、控えめに言って素晴らしかったので、なんとか卒業にこぎつけたいと思います。
あと、最近新しい趣味ができました。
で、そんなこととは一切関係なく、今回はキャラクター別の対策に関する記事になります。
今回は「カイリキー」についてのキャラ対策です。
カイリキーは格闘ゲームでいう投げキャラに相当するポケモンであり、遠距離攻撃手段に乏しいうえに動きも遅いものの、高い耐久で耐えつつ近づき圧倒的な近接火力でこちらをねじふせてくるぶっ壊れキャラです。
と、ここで多少格闘系のゲームをかじったことのある人であるのならばこう考えるのではないのでしょうか。
「投げキャラVS弾キャラ?近寄るだけでもキツいし、弾キャラ有利に決まってんじゃん!」と。
その通り。
カイリキーはシャンデラの得意なキャラクターの一体になります。
遠距離のシャンデラに対してカイリキーにできることはほぼ皆無であり、相手の間合いの外から一方的になぶりご、、、ローリスクに攻撃し続けて仕留めることも可能です。
立ち回りの厳しさゆえに、カイリキー使いであってもシャンデラ相手は別キャラを使うという人も少なくありません。
しかし、いかに有利対面といえども、甘い立ち回りをさらしてしまえば、、、
う゛ぇえ
ナニソレ
イミワカンナイ!
という感じで秒でスクラップにされます。
有利対面だからこそ確実に勝利する、そのためにも綿密な対策は欠かせないのです。
では、以降でカイリキー対策についてじっくり説明したいと思います。
※これまで通り、技の表記はテンキー表示で記載します。わからないという方はたわしさんの記事をご参照ください。
目次
- これだけは知っておきたい知識
- FPでの立ち回り
- 特に注意したい技
- DPでの立ち回り
- 特に注意したい技
- 特筆事項
- その他の重要な技
- おすすめサポート
- カイリキー側が良く使うサポート
- おわりに
これだけは知っておきたい知識
カイリキーを語るうえで、ビルドアップ(5A)は避けて通れません。
これはむさ苦しいポーズを決めることで肉体を赤熱させ、以降のポケモン技を一度だけ強化するという恐ろしい技です。
ビルドアップ時のポケモン技は、威力が大幅に上がったり、入力直後にブロック状態が付与されたりするなど非常に強力です。
加えて、共鳴時は常時ビルドアップ状態となります。
赤いヤツはやばい、宇宙世紀からの常識です。
気を付けましょう。
↑マッスル!マッスル!スーパーマッスル!たぶん背中に鬼くらいは宿ってる!
↑強化されたポケモン技の威力は凄まじい!一撃でごっそり持っていく!
加えて、カイリキーは空中からでもつかみ攻撃を出すことができます。
この空中つかみはガードやブロックはもちろんのこと、空中にいる相手もつかむことができてしまいます。
通常のつかみ攻撃を回避する感覚でジャンプに逃げてもねっとりからめとられてしまうので注意です。
↑当然のように空中の相手をつかむ!どこかで切り抜けないと延々ループに!
フィールドフェイズでの立ち回り
優秀な性能の飛び道具で高密度の弾幕を張れる有利な状況であると同時に、最大の山場でもあります。
特にラウンド開始直後のFPの結果は、試合全体の流れを決定づけるといっても過言ではありません。
基本的にはいつも通り、シュートやサイドシュート、バックシュートをばら撒き、相手が焦って隙をさらすのを見計らってビームを撃ち込むことになります。
それに加え、相手のガード耐久値をおおまかに把握しておくことが非常に重要なポイントになります。
カイリキーは動きが鈍いため、ガードクラッシュの決め手となるビームやためサイドシュートを回避することが非常に困難です。
ゆえに、ガードさえ赤くすれば、非常に簡単にガードを割ることができるので、ほぼフェイズをとれたも同然なのです。
撃った弾がことごとくガードされようとも全く焦る必要はありません。
じっくりと相手を追い詰めてやりましょう。
特に注意したい技
1. 空中格闘(jx)
Fpで最も警戒しなければならない技です。
空中でこちらの位置をサーチしてホーミングし、組んだ両手をたたきつけてきます。
仏教文化の重み、、、
空中にいるためこちらの大半の飛び道具が当たらないうえに、かなり長い距離を移動してくるので、地上の弾撃ちに夢中になっていると喰らってしまいます。
それなりに判定が強いため、左右に移動して避けようとしても引っかかりがちです。
また、シャンデラは発生の早い技をもっていないため、ガードで受けても確定で反撃することができません。
対策としては、バックシュートをあらかじめばらまいておき、空中ホーミングの段階で咎めてしまうことが挙げられます。
ただし、引き付けすぎると相打ちになりやすいので注意です。
間に合わないと感じたら、スモッグで受けて返しましょう。
↑かなり離れていても拳がとどいてしまう!
2. フロントシュート(前y)
空中格闘を嫌がってバックシュートを適当にばらまいていると刺さる技です。
4本の腕をクロスさせ前方に×時の弾を飛ばします。
バックシュートを撃とうとしたときにこれを置かれていると、ちょうど降り際に引っかかってしまいます。
また見た目より判定が強く、当たらないだろうって思う位置からでも意外と命中してしまうので注意が必要です。
対策としては、弾自体の強度はたいしたことないので、地上戦の要となるシュートを連打してかき消してしまうことが挙げられます。
そのまま連携につなげればフェイズも取れます。
なお、発生時にブロック状態になりますが、シュートを連打しておけば勝手につぶせてしまうので特別気にする必要はありません
↑結構遠くまで判定が伸びる!硬直狙いで差し込んでくるぞ!
3. からてチョップ(後A)
ある程度接近された場合に警戒すべき技です。
腕を横に払ってチョップをしてきます。
一見、どうってことなさそうな技ですが、なんと相手の飛び道具の大半をかき消す効果がついています。
そのため、発生の早いシュートやバックシュートで気まずい状況をごまかそうとしたときにこの技を置かれていると一方的に負けてしまいます。
対策としては間合い管理をしっかり行い、からてチョップが届かないようにすることが挙げられます。
なお、ビルドアップで強化されている場合は、ガードしてもこちらが不利になってしまうことに注意しましょう。
↑間合い内で安易に弾を撃つと消されてしまう!
デュエルフェイズでの立ち回り
DPではカイリキー側の遠距離攻撃が完全になくなってしまいます。
こちらもいつも通りリーチや飛び道具にものを言わせて一方的に攻めたてましょう。
距離が大きく離れた遠距離戦においては、とりあえずおにびを撃つのが有効です。
ひたすら撃って相手を引っかけてやりましょう(通称「おにび縄跳び」)。
Aボタンを押す長さで射出タイミングをある程度ずらせることを利用し、緩急をつけてやるのもいやらしいです。
ある程度接近された中距離戦においては、5yや2yでの牽制が肝となります。
特にカイリキーは伏せで上段技をかわすことができないため、5yが非常に有効です。
加えて、地上の牽制を嫌がってジャンプしてきた相手には、8yをしっかりお見舞いしてやりましょう。
飛んでがら空きになった下をくぐって反対側に逃げるのも一興。
完全に接近された近距離戦においては、、、自分を信じましょう。
特に注意したい技
1. 6x
DPで絶対に通してはいけない技です。
それまでいい調子だったのに、6xをうっかり通してしまったせいで台無しになった経験はシャンデラ使いあるあるだと思います。
走りこんで日大タックルをかます、ただそれだけの技ですが、どういうわけか入力直後からつかみ攻撃に対する完全な耐性を持っています。
そのためたたりめを仕掛けたときにこの技で暴れられると、問答無用で突き飛ばされてしまい、一気に接近されてしまいます。
また、上への判定が理不尽に広く、飛んで避けようとすると高確率で引っかかってしまいます。
カイリキーと近接戦闘しても勝てっこないので、意地でも通してはいけません。
対策としては、安易にたたりめに頼らず、2yを中心とした打撃を置いておくことが挙げられます。
また、スモッグでタックルを受けつつ返すのも有効です。
なお、x長押しでため版になりますが、ブロック貫通がつくわけでもないのでほぼ同様の対処で問題ありません。
↑たたりめにもひるまず突っ込んでくる!
↑亜空間めいた判定によりジャンプがひっかかる!
2. ヘビーボンバー(8A)
中距離戦において、警戒すべき技です。
大きくジャンプし尻で押しつぶしてきます。
上昇部分でこちらの5y、2yをかわしつつ、その硬直に落下の攻撃判定を当てるという形でよく使われます。
被弾すると大きく吹き飛んだうえに、ダウンまでしてしまうので、やはり距離を詰められてしまいます。
また、この技は空中からの攻撃にも関わらず、シャンデラの8yの中上段無敵で受けることができません。
一応、早めに8yを出せば、迎撃できなくもありませんが、落下速度も非常に速いのであまり現実的ではないです。
対策としては、5y、2yをやみくもに振るのではなく、たまに様子見をいれておくことが挙げられます。
上昇部分でよけられるとはいっても、見てから入力してそうそう間に合うものではないので、カイリキー側はある程度勘でボタンを押す必要があります。
加えて、実際の発生自体も遅いので、様子見でヘビーボンバーを確認してから対処することが可能です。
相手のヘビーボンバーが見えた場合、スモッグを合わせるのが最も無難です。
多くのシャンデラ使いは相手が飛んだら反射的に8yを押してしまいますが、そこグッとこらえてスモッグを撃ちましょう。
↑こちらの地上牽制の硬直に鋼鉄の肉体が突き刺さる!
3. 2x, 2xx
比較的近めの中距離で意識しておかなければならない技です。
一段目であさましく四つん這いになって大きく腕を伸ばし、2段目でかちあげます。
早い段階から上段無敵があるため、こちらの上段技である5yを無敵でかわしつつ当てられてしまいます。
1段目だけでもダウンに持ち込まれてしまい、2段目まで当たると高火力コンボに直行です。
対策としては、2xが届かない間合いを維持しつつ。上段無敵が通用しない2yを中心に攻めることが挙げられます。
また、ガードすれば隙が大きいので2xなどで確定反撃を入れることができます。
ただし、1段止めの場合は確認が難しいです。
なお、1段目が発生する前にRを入力すると攻撃判定を出さずに、上段無敵のまま転がるローリングに移行しますが、扱いが難しいのかあまり使われません。
↑5yを土下座でかわし、思い切りかちあげてくるぞ!
特筆事項
その他の重要な技
1. クロスチョップ(ビルドアップ状態で5A)
ビルドアップ状態でのみ出せる専用技です。
助走をつけて大胆にとびかかります。
遠くにいるからといって無警戒でいると、不意にこの技が飛んできてえらいめになります。
ガードすれば大きい隙が生まれますが、単発技でとっさの確認が難しいのでとりあえずつかみで反撃するのが無難です。
また、上段判定なので伏せていればかわせます。
↑一気に接近して攻撃できる欲望と甘えの権化みたいな技!
2. インファイト(DP:2A)
すさまじい気迫でパンチを叩き込み、最後は渾身の一撃で吹き飛ばします。
威力はすさまじいものの、これもガードすればかなり大きい隙が生まれます。
ビルドアップ状態ではただでさえ高い威力がさらにはねあがります。
世の中にはこれを生で当てようとするイカれた連中がいるのだとか。
↑とんでもない威力ととんでもない隙をあわせもつ大技!これぞまさに男のロマン!
3. めざましビンタ(jA)
空中で両手をたたき、広範囲攻撃を行います。
ビルドアップ状態では大幅に攻撃範囲が広くなるため、中近距離で使われると非常に厄介です。
特にこちらの瀕死時に倒し切り目的に使ってくることが多いので注意しましょう。
当てた相手のフェイズチェンジ値を減らす効果もあるため、攻めを継続する目的でコンボに組み込まれたりもします。
加えて、使用時は一瞬対空するので、着地タイミングをずらすことにも使われます。
↑強化時の攻撃範囲はすさまじい!カイリキーの貴重なローリスク牽制だ!
4. DP:2y
上下に両手を伸ばします。
非常に発生が早いうえに、上への判定がかなり強いです。
安易な飛び逃げを容赦なく咎めてくるうえに、空中でヒットすると痛いコンボをもらいかねません。
加えて、スモッグやオーバーヒートを合わせてもガードが間に合うことがあるくらい硬直が少ないです。
↑とりあえずで振って強い小技!攻めでも守りでも優秀!
5. DP:jy
空中で軽快に連続パンチを決めます。
飛び逃げをこれで咎められると痛いコンボにつながってしまいます。
カイリキー使いの醜い執念が伝わってきます。
↑飛んで逃げた相手を意地でも咎めてくる!
6. 通常ブロック(X + A)
攻撃を受け止めつつ、両腕でラリアットを決めます。
大きく踏み込む関係で攻撃範囲が広く、こちらの5yに合わせられると面倒です。
発生も優秀ですが、上段判定なので伏せ状態には当たらないという弱点があります。
↑かなり大きく前進するのを利用し、牽制技にカウンターしてくるぞ!
7. バーストアタック
地面をたたいて巨大な岩を突き出させます。
バーストアタックなので威力が高いのはもちろん、上への判定も非常に強いため、ジャンプはほぼ狩られてしまいます。
この技とつかみの二択は単純にして強力です。
全体の硬直自体は長めなので、ちいさくなるを合わせられれば反撃は可能です。
↑バーストアタックの圧に任せた漢の二択はもはや理不尽なレベル!
おすすめサポート
近距離での切り返しや、相手の接近を阻むのに役立つサポートを選択するのがセオリーです。
初心者のうちは切り返し強化のためのフォッコやブラッキーが無難ですね。
慣れてきたら、共鳴した相手への迎撃性能を高めるイーブイや、相手の接近自体を妨害するグレッグルなども使ってみるとよいでしょう。
↑接近されてしまったら無敵サポートで切り返せ!
↑設置系サポートで守りを固めよう!
カイリキーがよく使うサポート
カイリキー側も当然シャンデラ対策にサポートを積んできます。
中にはシャンデラにとって非常にやっかいなサポートも存在するので、しっかりと把握しておきましょう。
以下によくつかわれるものをピックアップします。
1. エモンガ
ブロックを貫通する高速の弾を飛ばすという単純にして最も面倒なサポートです。
ヒットすると速度ダウンのデバフがつくうえに、ダウンまでしてしまいます。
こちらが動いたのを確認して撃ちこんでくることが多いです。
2. ゲコガシラ
2回に分けて、弾を飛ばすサポートです。
FPにおいては非常に高いサーチ性能を発揮します。
エモンガと同じくこちらの動きに合わせた発動はもちろん、時間差攻撃を利用した拘束手段としてもよく使われます。
3. トゲキッス
カイリキーの機動力を大幅に上げるサポートです。
FPのシュート系の技が横移動でかわされるようになるだけでなく、空中格闘のホーミング距離・速度も上がるため、かなり面倒です。
おわりに
細かい部分は省略しているとはいえ、かなりガチガチの対策になってしまい、非常に文量が多くなってしまいました。
しかし、これは我々知性溢れる遠距離キャラ使いとそれに無謀にも抗うカイリキーたちとの抗争の記録ともいえるものです。
量こそ多いですが、これを読んで何か一つでも対策を学びとっていただければ幸いです。
ところで、人間には判官贔屓という弱い立場に置かれている者に対して、たとえ客観的な視点を欠いてでも同情や哀惜の心情を寄せてしまうという不可解極まりない性質があります。
したがって、公の場においてのカイリキーとの対戦では、ギャラリーのほぼ全員がカイリキー側を(特別理由もないのに)応援することでしょう。
しかし、そんなアウェーな状況に流されてしまっては相手の思うつぼです。
実際、判官贔屓の由来である源ヨシツネも割とゲスくて残念なところがある人物だったらしいですし、ここはひとつ雰囲気をガン無視し、ヒール役になりきって遠慮なく勝ちをもぎ取りましょう。
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